3Dプリンター、光をあてるだけで物体を作成できるように

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レーザーを照射するだけ

カルフォニア大学が、レーザーを液体に照射するだけで物体をつくる3Dプリンターの開発に成功しました。

既存の3Dプリンターは下から上に層を重ねて物体をつくるため、細かい部分を正確に再現することができません。しかし今回新たに開発された3Dプリンターは、どんな形の物でも正確に再現することができるようです。

 

どのようにして作るのか

【1】物体を3Dカメラで撮影する

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まずは物体を3Dカメラで撮影します。iPhoneのような2つカメラが搭載されたデバイスでも撮影可能なようです。

 

【2】光をあてると凝固する液体を準備

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レーザーを照射すると凝固する液体を準備。液体を容器に入れます。この液体が何なのかは公表されていない模様。

 

【3】液体にレーザーを照射

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3D画像を3Dプリンターに読み込ませたあとに、先程の液体に向けて物体の映像を照射します。液体は光が当たると固まるので、レーザーが当てられている部分だけが固まります。

 

【4】固まっていない液体を捨てる

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レーザーの照射が終わると、液体はオブジェクトの形になって固まっています。固まっていない液体は捨てます。

 

【5】完成

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これで完成。

 

3Dプリンターのスタンダードになるか

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既存の3Dプリンターは、「作成に時間がかかる」「窪みなどの凹凸を正確に再現できない」「複雑な物体をつくるにはパーツを分けて作る必要がある」といった問題があります。

今回の3Dプリンターは、これらの問題が全て解決されています。現在のところは小さなオブジェクトしか作成することができませんが、今後改良を重ねることで既存3Dプリンターと同規模の物体を作成できるようになるとのことです。

 

実際の動画はこちらからどうぞ。


3D printing with light